アキュムレータとは?
あきゅむれーた
アキュムレータとは、油圧や空気圧などのエネルギーを蓄えておき、必要なときに放出する蓄圧器です。
アキュムレータ(Accumulator)は、流体(主に作動油や気体)のエネルギーを圧力として蓄積し、必要に応じて放出する蓄圧装置です。油圧・空気圧システムにおいて、エネルギーの貯蓄・衝撃緩和・脈動吸収・緊急動力供給などの役割を担います。
構造による主な分類は以下の3種類です。
- ブラダー型:容器内にゴム製の袋(ブラダー)を収め、上部に窒素ガス、下部に作動油を封入。最も普及している型で応答性が高い。
- ピストン型:ピストンでガス側と油側を仕切る。大容量・高圧向き。
- ダイヤフラム型:薄い膜で仕切る小型タイプ。小容量の脈動吸収に多用。
アキュムレータの主な機能には以下があります。
- エネルギー蓄積・補助動力:ポンプ停止時の緊急操作や瞬間的な大流量供給
- 脈動・衝撃吸収:ポンプの圧力変動やウォーターハンマーの緩和
- 圧力補償:温度変化による体積変化の吸収
建設機械・産業用ロボット・航空機の油圧システム・プレス機など、高圧流体を使う機械設備で広く採用されており、システムの応答性向上と安全確保に貢献します。なお、高圧ガスを内包するため、取り扱いには規定に従った安全管理が必要です。
使い方・例文
油圧プレスで瞬間的に大きな力が必要なとき、アキュムレータに蓄えた圧油を一気に放出することで、ポンプだけでは賄いきれない瞬間流量を補う場面で登場します。
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