アカクラゲとは?
あかくらげ
アカクラゲとは、日本近海に多く生息する赤みがかったクラゲで、強い毒を持つことで知られる刺胞動物です。
アカクラゲ(学名:Chrysaora pacifica)は、旗口クラゲ目カギノテクラゲ科に属するクラゲの一種です。傘(かさ)の直径は成体で20〜30センチメートルほどになり、赤褐色から茶色の放射状の縞模様が特徴的です。長い触手が多数伸び、時に1メートル以上に達することもあります。
日本近海、特に太平洋沿岸から日本海にかけて広く分布しており、春から夏にかけて沿岸に大量発生することがあります。水温の変化や海流の影響で個体数の増減が著しく、大量発生時には漁業に被害をもたらすこともあります。
アカクラゲの触手には刺胞(しほう)と呼ばれる毒針が無数に存在し、触れると皮膚に激しい痛みや炎症を引き起こします。ミズクラゲなどに比べて毒性が強く、海水浴場では注意が必要な存在です。刺された場合は触手を無理に取り除かず、海水で洗い流すことが推奨されます。
生態系においては、動物プランクトンや小魚を捕食する捕食者として機能するほか、自身もウミガメやマンボウなどの餌となります。海洋環境の変化を示すバロメーターとしても注目される生物です。
使い方・例文
夏の海水浴シーズンに海岸で見かけることがあり、触れると強い痛みを伴うため「危険なクラゲ」として海の家や海水浴場の注意掲示板に登場します。
この用語をシェア
最終更新: