アイアイとは?
あいあい
アイアイとは、マダガスカル島にのみ生息する、長い中指と大きな耳を持つ夜行性の霊長類で、独特の採食行動が特徴です。
アイアイ(学名:Daubentonia madagascariensis)は、マダガスカル島の固有種である霊長目アイアイ科の哺乳類です。原猿類(キツネザルの仲間)の中でも非常に特殊な進化を遂げており、世界で唯一のアイアイ科・アイアイ属の動物として知られています。
アイアイの最大の特徴は、異常に細長い第3指(中指)です。この指を使って木の幹をコンコンと叩き、中の空洞にいる幼虫を音で探し当て、鋭く長い指でほじり出して食べます。これは「パーカッシブ・フォレイジング」と呼ばれる採食行動で、キツツキと同じ生態的ニッチを占める収斂進化の例としても注目されています。また大きなコウモリのような耳で音を集め、暗闇の中でも効率よく獲物を探します。
アイアイに関する主な特徴を整理すると次のとおりです。
- 体長:頭胴長約40cm、尾長約50〜60cm
- 夜行性で、昼間は樹上の葉の巣で過ごす
- 歯は齧歯類(ネズミ)に似た門歯を持つ
- マダガスカルでは不吉の象徴として嫌われる迷信がある地域もある
生息地の森林破壊により生息数が減少しており、IUCNのレッドリストでは危急種(VU)に指定されています。日本でも一部の動物園で飼育・展示されています。
使い方・例文
アイアイは「アイアイ」の童謡で日本でも親しまれていますが、実際には夜行性で幻想的な外見を持つ珍しい動物です。動物園の夜行性動物コーナーで出会えることがあります。
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