わた雲とは?
わたぐも
わた雲とは、青空に白くふわふわと浮かぶ積雲のことで、夏の晴れた日に多く見られる代表的な雲です。
わた雲は、気象学上では積雲(せきうん)と呼ばれる雲の一種で、英語名は「Cumulus(キュムラス)」といいます。白いコットンのようにふわふわとした形状が綿(わた)に似ていることから「わた雲」と呼ばれており、青空に白くもくもくと浮かぶ姿は夏の風景の象徴ともいえます。
わた雲の主な特徴は以下のとおりです。
- 下の部分がほぼ水平にそろっており、上部がこんもりとした丸みをおびている
- 白く輝いて見え、日差しが当たる部分と影になる部分のコントラストがはっきりしている
- 高さは2,000メートル以下の低層から中層にかけて形成される
- 晴れた日の昼間に多く現れ、地面が太陽に温められて上昇気流が発生することでできる
わた雲は通常の天気では雨を降らせませんが、大気が不安定な状態のときにわた雲がさらに発達すると、巨大な積乱雲(入道雲・雷雲)に成長し、にわか雨や雷を引き起こすことがあります。このため、夏場にわた雲が急速に縦に発達しているのを見かけたら、天気が崩れるサインとして注意が必要です。
童謡や絵本にも頻繁に登場するなど、子どもたちにとっても親しみやすい雲で、「雲の形が何かに見える」という空想遊びの題材としても人気があります。
使い方・例文
「夏休みの昼間、青空に白いわた雲がぽかぽかと浮かぶ光景は、日本の夏の原風景のひとつです。」入道雲の前段階として気象の変化を読む手がかりにもなります。
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