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やにこいとは?

やにこい

「やにこい」とは、徳島県などの四国地方の方言で、「ひどい」「すごく」「大変な」といった強調を表す言葉です。

「やにこい」は、主に徳島県中心とした四国地方で使われる方言で、物事の程度の大きさや状態の激しさを表す形容詞副詞的な表現です。標準語では「ひどい」「すごく〜だ」「大変な」「度を超えた」などに相当します。

語源については明確な定説はありませんが、「やに(脂)」が「べたつく・しつこい・くどい」という感覚と結びついて強調の意味を持つようになったという説が知られています。使い方としては、否定的な強調だけでなく、驚きや感嘆の強調としても使われます。

  • 「やにこい暑さ」→ 耐えがたいほどの暑さ
  • 「やにこい人やな」→ とんでもない人だ、ひどい人だ
  • 「やにこい混んでる」→ ものすごく混雑している

徳島の日常会話では自然に出てくる言葉ですが、他の地域では通じないことも多く、典型的な地域方言のひとつです。四国の方言は各県によって異なる特色があり、「やにこい」は徳島弁の個性を示す代表的な語彙として方言研究でも取り上げられます。地域の文化や言語の多様性を感じさせる言葉です。

使い方・例文

「今日はやにこい人出じゃったわ」「あの坂、やにこいきつかった」のように、程度や状況の激しさを表す形容詞として使います。

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