のどぼとけとは?
のどぼとけ
のどぼとけとは、喉の前面に突き出た軟骨の隆起のことで、正式には「喉頭隆起(こうとうりゅうき)」または甲状軟骨の一部と呼ばれます。
のどぼとけ(喉仏)とは、首の前面中央に見られる骨のような突起のことです。正確には「甲状軟骨(こうじょうなんこつ)」の上縁が前方に突き出た部分で、医学的には「喉頭隆起(laryngeal prominence)」と呼ばれます。
甲状軟骨は声帯を保護するために喉頭(こうとう)の周囲を取り囲む軟骨です。思春期になると、男性ホルモン(テストステロン)の働きで喉頭全体が大きく成長し、甲状軟骨が前方に突出して外側から明確に確認できるようになります。これが「変声期」と重なり、声が低くなる原因でもあります。
のどぼとけに関する主な特徴は以下のとおりです。
- 性差:男性では思春期以降に顕著に発達するが、女性にも甲状軟骨はある(隆起が小さく目立ちにくい)
- 変声期との関係:喉頭の成長で声帯が長くなり、声が低く太くなる
- 語源:仏像の首にある丸い隆起に似ていることから「喉仏」と呼ばれるようになったとされる
- 火葬後の骨:日本では喉仏の形に似た第二頸椎の骨片を「お骨上げ」で喉仏と呼ぶ慣習がある
のどぼとけは外から触れて位置を確認できるため、医療現場では甲状腺や気管の位置を確認する際の目印にもなっています。
使い方・例文
思春期の男子が声変わりとともにのどぼとけが出てきたと気づく場面や、首を触診する際に医師が「のどぼとけの横を触ります」と説明する場面で登場します。
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