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思春期とは?

ししゅんき

思春期とは、子どもから大人へと心身が急速に変化する時期で、一般的に10歳代前半から後半にかけての発達段階を指します。

思春期とは、身体的な成熟(第二次性徴)と心理的・社会的な自立が急速に進む人生発達段階のことです。医学的には「青年期(adolescence)」とほぼ同義に使われることが多く、一般的におよそ10〜18歳頃の時期を指しますが、個人差が大きく、近年では開始時期が早まる傾向も指摘されています。

思春期の変化は多岐にわたります。

  • 身体的変化:性ホルモン(エストロゲン・テストステロン)の分泌増加により、女子では乳房の発育・初潮、男子では声変わり・体毛の増加・精通などの第二次性徴が現れる
  • 脳の変化:感情をつかさどる扁桃体が活発になる一方、理性的判断を担う前頭前皮質の発達は20歳代まで続くため、感情のコントロールが難しくなりやすい
  • 心理的変化:自己同一性(アイデンティティ)の模索、親からの心理的自立(反抗期)、仲間関係の重視

エリクソンの発達理論では、青年期の主要な課題を「同一性対役割拡散」と位置づけており、「自分は何者か」という問いへの取り組みが中心テーマとなります。

思春期は心身のアンバランスから悩みや葛藤が生じやすい時期ですが、人格形成・価値観の確立・社会性の育成という面で非常に重要な時期でもあります。

使い方・例文

中学生が親への反抗を強めたり、外見や異性への意識が高まったり、将来の夢や自分のあり方について真剣に悩み始めたりする様子が、思春期の特徴的な場面として挙げられます。

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