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とちもちとは?

とちもち

とちもちとは、トチノキの実(栃の実)を加工してもち米に混ぜ込んだ餅で、山間地の郷土食として古くから日本各地の山村で受け継がれてきた伝統食品です。

とちもちは、トチノキ(栃の木)の実を原料にした和菓子・伝統食品です。栃の実はタンニンやサポニンを多く含み強い渋みと苦みがあるため、そのままでは食べられません。灰汁(あく)抜きと呼ばれる複数回の水さらしや煮沸を行い、渋みを除去してから使用します。この処理には数日から一週間以上かかることもあります。

あく抜きした栃の実をもち米と混ぜて搗いたものがとちもちで、独特のほろ苦さと山の滋味が特徴です。色は灰褐色〜淡い紫がかった色調で、もち米だけで作る白いもちとは異なる素朴な見た目です。

栃の実は縄文時代から食べられてきた記録があり、米が十分に取れない山間地では重要な炭水化物源として重宝されました。現在では栃木県・岩手県・島根県・奈良県など、各地の山村で地域の名産品として作られています。

一般的にはあんこを包んだり、きな粉や醤油をつけて食べたりします。栃の実の生産量が少なく手間もかかるため、希少な山の幸として珍重されています。

使い方・例文

栃木県や岩手県の道の駅では、地元で収穫・加工した栃の実を使ったとちもちが販売されており、山の滋味を楽しめる郷土みやげとして人気があります。

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