本文へスキップ

スイセンとは?

すいせん

すいせんとは、冬から早春にかけて白や黄色の清楚な花を咲かせるヒガンバナ科の球根植物で、日本でも広く親しまれている花のひとつです。

すいせん水仙)は、ヒガンバナ科スイセン属(Narcissus)の多年草球根植物です。地中海沿岸が主な原産地とされ、ヨーロッパから中東・北アフリカにかけて多くの種が自生しています。日本へは古く大陸から渡来し、現在では野生化したニホンスイセンが各地の海岸や山すそで見られます。

花期は主に12月〜3月ごろで、花の少ない冬に咲くことが特徴です。花の構造は独特で、外側の6枚の花被片(花弁のように見える部分)と、中央に筒状または杯状の副花冠(コロナ)が組み合わさっています。代表的な種類には以下があります。

  • ニホンスイセン:白い花弁に黄色いコロナ、甘い香り
  • ラッパスイセン:コロナがラッパ状に大きく発達した黄色い品種
  • 八重咲きスイセン:花弁が重なり豪華な印象
  • タゼッタ系:房咲きで香りが強い

球根に含まれるリコリンなどのアルコイドは有毒で、誤食すると嘔吐・下痢などの中毒症状を引き起こすことがあるため注意が必要です。一方で観賞価値は高く、福井県越前海岸や淡路島・千葉県鋸南町など各地に名所があります。ギリシャ神話のナルキッソスの逸話から「ナルシスト」の語源となったことでも知られています。

使い方・例文

冬から春先にかけて花壇や野原で白や黄色の花を見かける場面、または花の名所(越前水仙郷など)の観光案内で登場する植物です。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

同じ読みのことば

「すいせん」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

関連用語