かんむり座とは?
かんむりざ
かんむり座は北天の小さな星座で、半円形に星が並ぶ美しい配置が冠(クラウン)そのものを連想させる星座です。
かんむり座(冠座、英語名:Corona Borealis)は北天に位置する小さな星座で、うしかい座・ヘルクレス座のそばにあります。春から夏にかけて高い空に見え、北半球では5月〜7月ごろが観察に適した季節です。
かんむり座の最大の魅力は、その見た目の美しさです。2等星α星ゲンマ(アルフェッカ)を中心に、6〜7個の星が半円形に弧を描いて並び、宝石をはめ込んだ冠のような独特の形を作っています。この整然とした半円形は夜空でも比較的見つけやすく、コンパクトながら印象的な星座として知られています。
ギリシャ神話では、クレタ島の王女アリアドネがディオニュソス(酒神バッカス)と結婚した際に贈られた黄金の冠が、天に投じられて星座になったとされます。アリアドネはミノタウロス退治に向かったテセウスを助けた王女として知られ、この神話では彼女が幸せに至る物語の結末を星座が表しています。
また、かんむり座にはR かんむり座という変光星があり、通常は6等星程度ですが、突然明るさが大きく下がるという珍しい「R Coronae Borealis型」変光星の代表例として天文学的に注目されています。さらにT かんむり座は再帰新星で、数十年おきに肉眼等級まで明るくなることがあります。
- 半円形の星の並びが冠に見える美しい小星座
- α星ゲンマ(アルフェッカ)が目印
- 神話ではアリアドネの冠とされる
- 珍しい変光星・再帰新星を含む
使い方・例文
「夏の夜空でうしかい座のアークトゥルスを見つけた後、そのそばで半円形に星が並ぶかんむり座を見つけると、まるで本物の冠のように見えた。」
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