ヘルクレス座とは?
へるくれすざ
ヘルクレス座とは、夏の夜空に見える大型星座で、ギリシャ神話の英雄ヘラクレスをかたどり、球状星団M13で知られます。
ヘルクレス座(英: Hercules)は夏の夜空に見られる大型の星座で、88星座の中で5番目に大きな面積を持ちます。ギリシャ神話の大英雄ヘラクレス(ラテン語でヘルクレス)の姿を表しており、古くから知られる星座の一つです。
ヘルクレス座に属する恒星はどれも3〜4等と比較的暗く、明確な形を見つけるのは容易ではありませんが、中心部にある4つの星が作る台形「キーストーン(要石)」が目印となります。この台形を目印にすると、観測しやすくなります。
ヘルクレス座の最大の見どころは、球状星団M13(NGC 6205)です。M13はヘルクレス座球状星団とも呼ばれ、北天で最も明るい球状星団の一つです。数十万個の恒星が球状に密集しており、双眼鏡でもぼんやりと確認でき、望遠鏡を使うと無数の星が密集した壮観な姿が見られます。1974年にはM13に向けてアレシボメッセージが送信されたことでも知られています。
また、現在の太陽系が向かっている方向(太陽向点)がヘルクレス座の方向にあることも天文学上の特徴です。夏の夜空を楽しむ際には、ベガやアルタイルなど明るい星を目印にヘルクレス座の位置を確認し、M13を探してみると良いでしょう。
使い方・例文
天体観測の入門として「夏の球状星団を見よう」というとき、ヘルクレス座のM13は定番の観測対象として登場します。双眼鏡でも淡い光の塊として確認できます。
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