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ヤクとは?チベット高地に生きるウシ科の動物

公開 2026年7月20日

この記事は 「ヤクとは?」 の解説をくわしく掘り下げたものです。

ヤクとは

ヤク(学名:Bos grunniens)は、ウシ科に属する大型の哺乳類です。主にチベット高原やヒマラヤ山脈周辺など、標高3,000〜5,500メートルにおよぶ高地に生息しています。野生のヤクと、長年にわたって家畜化されたヤクの2種類が知られており、現在では家畜のヤクが圧倒的多数を占めています。

ヤクの特徴

ヤクの最も目立つ特徴は、体の側面や腹部を覆う長く垂れ下がった毛です。この豊かな毛は、極寒の高地で体温を保つための重要な適応といえます。また、ヤクの肺と心臓は他のウシ科動物に比べて大きく発達しており、酸素の薄い高山環境でも活発に活動できます。体色は黒や茶褐色が多く、野生種はより大型で、オスの体重は1,000キログラムに達することもあります。

人との関わり

チベットやネパール、モンゴルなどの高地に暮らす人々にとって、ヤクは欠かせない家畜です。ヤクの乳はバターや乳製品の原料となり、チベット名物のバター茶にも使われます。毛は防寒衣料や敷物に加工され、肉は重要なたんぱく源として食されます。さらに、険しい山道での荷物の運搬にも活躍し、いわば高地の万能家畜として古くから人の生活を支えてきました。糞も乾燥させて燃料として利用されるなど、ヤクは高地の厳しい自然環境の中で、人と深く結びついた動物です。

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