ヤクとは?
やく
ヤクとは、チベット高原などの標高の高い地域に生息する大型の牛科動物で、家畜としても広く利用されています。
ヤク(Yak、学名:Bos grunniens)は、ウシ科に属する大型哺乳類です。野生種と家畜種が存在し、家畜化されたヤクはチベット語で「ギャク」と呼ばれます。体毛は黒褐色から灰色まであり、腹部や脇腹には長い毛が垂れ下がっています。
生息地はチベット高原を中心に、ヒマラヤ山脈、中央アジアの山岳地帯など、標高3,000〜5,500mの高地です。酸素濃度が低く気温が極端に低い厳しい環境に適応しており、赤血球の数が多く、低酸素環境でも効率的に活動できる体を持っています。
チベットやモンゴルなどの牧畜民にとってヤクは非常に重要な家畜で、乳・肉・毛・皮を提供するほか、荷物の運搬や農耕にも使われます。ヤクの乳から作るバター茶(スージャ)はチベットの伝統的な飲み物として知られています。
野生種は現在その数が減少しており、保護が必要な状況です。一方、家畜としてのヤクは現在も高地の人々の生活に欠かせない存在であり続けています。
使い方・例文
「チベットへのトレッキングツアーでは、ヤクに荷物を乗せて険しい山道を進んだ。」
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