Wエンジンとは?
だぶりゅえんじん
Wエンジンとは、シリンダーをW字形に配置した内燃機関で、コンパクトな全長に多気筒を実現した独特の構造を持つエンジンです。
Wエンジン(W-type engine)とは、複数のシリンダーをW字形に配列した内燃機関のことです。一般的なV型エンジンが2列のシリンダーバンクを持つのに対し、Wエンジンは3列以上のバンクを持ち、上から見たときにW字状に見えることからこの名称がついています。
代表的なWエンジンとしてはフォルクスワーゲングループが開発したW型エンジンが有名です。同グループでは2つのVR型(狭角V型)エンジンを組み合わせる独自の「W」配置を採用し、W8やW12、W16といったエンジンを実用化しています。特にブガッティ・ヴェイロンやシロンに搭載されたW16エンジンは16気筒を非常にコンパクトな全長に収め、圧倒的な出力を発生することで知られています。
Wエンジンの主な特徴は以下のとおりです。
- 同じ気筒数のV型エンジンと比べてエンジン全長をコンパクトに抑えられる
- 多気筒による高出力と滑らかな回転特性
- 構造が複雑になりメンテナンスやコストが増大する
- 主にハイパーカーや高級リムジンなど限られた用途に採用される
航空機エンジンの分野でも第二次世界大戦時代にW型配列のエンジンが製作された歴史があります。現在の自動車では一部のプレミアムカーとスーパーカーに限定された特別な存在です。
使い方・例文
「W16エンジンを積むそのハイパーカーは、1,000馬力を超える出力を発揮しながらも、エンジン全長はV8と大差ないコンパクトさを誇る」と紹介されます。
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