VCOとは?
ぶいしーおー
VCOとは電圧制御発振器のことで、アナログシンセサイザーにおいて音の基本波形を生成するコアモジュールです。
VCO(Voltage Controlled Oscillator、電圧制御発振器)は、アナログシンセサイザーの音源部分を担う基本的なモジュールです。入力される電圧値に応じて発振周波数(音程)が変化する仕組みになっており、これによってキーボードや他のモジュールからの制御信号を音程として表現できます。
VCOが生成できる基本波形には以下の種類があります。
- サイン波 — 倍音を含まない純粋な波形、柔らかい音色
- のこぎり波 — 多くの倍音を含み明るく鋭い音色
- 矩形波(パルス波) — 奇数次倍音が目立ちホロウな音色
- 三角波 — サイン波とのこぎり波の中間的な音色
- ノイズ — 打楽器や効果音の素材として使用
一般的なアナログシンセサイザーでは「1V/オクターブ」の規格が広く採用されており、入力電圧が1V上昇するごとに1オクターブ音程が上がります。これによって複数のVCOを同期させたり、CV(コントロール電圧)で音程をプログラムしたりすることが可能です。
複数のVCOをわずかにデチューンして重ねることで、豊かで厚みのあるサウンドが得られます。これはアナログシンセサイザーの代表的な音作りテクニックのひとつです。現代ではデジタル回路でVCOを模倣したDCO(デジタル制御発振器)も多く使われています。
使い方・例文
シンセサイザーで音程のある音を鳴らすとき、最初に音を生み出す部分がVCOです。ギターで言えば弦に相当する役割を果たし、ここで生まれた波形を後段のVCFやVCAで加工します。
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