VCAとは?
ぶいしーえー
VCAとは、電圧によって音量(信号のゲイン)を制御する電子回路モジュールで、シンセサイザーの音の強弱を生み出す核心部品です。
VCA(Voltage Controlled Amplifier、電圧制御アンプ)とは、入力された制御電圧(CV)の大きさに応じてオーディオ信号のゲイン(増幅量)を変化させる電子回路です。シンセサイザーの音声信号チェーンにおいて、音量の時間的変化を生み出す役割を担います。
シンセサイザーでは通常、エンベロープジェネレーター(EG)やLFO(低周波発振器)の出力電圧をVCAのCV入力に接続することで、鍵盤を押した瞬間の立ち上がり(アタック)からリリースまでの音量変化を表現します。たとえばエンベロープ電圧が高いほどVCAは信号を通し、電圧がゼロになると音が消えます。
VCAの主な特性は以下のとおりです。
- リニア特性:電圧に比例してゲインが変化(楽器の音量変化に自然)
- 指数(エクスポネンシャル)特性:対数的に変化し人間の聴覚に合いやすい
- モジュラーシンセでは複数のVCAを組み合わせてダッキングやトレモロも実現
モジュラーシンセにおいてVCAは音量制御以外にも、信号の振幅変調(AM)やチャンネルフェーダーの代替としても幅広く応用されており、信号処理の基本的なビルディングブロックです。
使い方・例文
シンセサイザーで鍵盤を押したときにふわりと音が立ち上がり、離したあとに余韻が消える、という動きはVCAとエンベロープが連動することで生まれる。
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