エンベロープジェネレーターとは?
えんべろーぷ じぇねれーたー
エンベロープジェネレーターとは、音の時間的な変化(立ち上がり・持続・減衰など)を電圧信号として生成するシンセサイザーの制御モジュールです。
エンベロープジェネレーター(Envelope Generator、EG)とは、時間の経過とともに変化する電圧カーブ(エンベロープ)を生成し、シンセサイザーの音量・音色・ピッチなどをリアルタイムで制御するモジュールです。
最も一般的な形式はADSRと呼ばれる4段階の構造です。
- A(Attack):鍵盤を押した瞬間から最大値に達するまでの時間
- D(Decay):最大値からサスティンレベルまで下がる時間
- S(Sustain):鍵盤を押し続けている間の電圧レベル
- R(Release):鍵盤を離してから電圧がゼロになるまでの時間
エンベロープジェネレーターの出力電圧は主にVCA(電圧制御アンプ)に接続して音量の包絡線を作るほか、VCF(電圧制御フィルター)に送り音色変化を生み出したり、オシレーターのピッチに接続してパーカッシブな音程変化を加えることもできます。
ADSRのほかに、AR(Attack-Release)、DAHDSR(ディレイ付き)など様々な形式が存在し、モジュラーシンセでは複数のEGを組み合わせた複雑な音の動きを設計できます。シンセサイザーのサウンドデザインにおいて欠かせない基本モジュールです。
使い方・例文
ピアノ音色を模倣する場合は「アタックを短く、ディケイをやや長め、サスティンをゼロ、リリースをわずかに」設定するとそれらしい立ち上がりと余韻になる。
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