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SMED(段取り改善)とは?

えすえむいーでぃー

SMED(段取り改善)とは、生産ラインの段取り替え時間を10分以内(シングル分=一桁分)に短縮することを目標とする、トヨタ生産方式の改善手法です。

SMED(Single-Minute Exchange of Die:段取り改善)とは、生産ラインや機械設備の段取り替え(金型交換・品種切り替えなど)に要する時間を、「シングル=一桁分(9分59秒以内)」に短縮することを目標とする生産改善の方法論です。トヨタ生産方式の普及に貢献した新郷重夫氏が1950〜1960年代に体系化しました。

SMEDの核心は、段取り作業を「内段取り」と「外段取り」に分けて管理することです。

  • 内段取り(Internal Setup):機械を止めないと行えない作業(金型の取り付け・取り外し等)
  • 外段取り(External Setup):機械を動かしたまま行える作業(次の段取りの準備・工具の事前配置等)

改善の手順は概ね次のとおりです。まず現状の段取り作業をビデオ撮影などで記録・分析し、内段取りと外段取りを識別します。次に、内段取りになっている作業を可能な限り外段取りに転換します。さらに、残った内段取りも標準化・ワンタッチ化・並行作業化によって短縮します。

段取り時間を短縮することで、生産ロットサイズを小さくでき、在庫の削減・多品種少量生産への対応・リードタイム短縮が実現します。自動車・金属加工・食品・印刷など幅広い製造業で適用されており、今日ではSMEDの思想はソフトウェア開発のCI/CDパイプライン改善にも応用されています。

使い方・例文

プレス機の金型交換をSMEDで改善した場合、次の金型の仮組みや工具の準備を前工程の稼働中にすませる外段取り化を進めることで、従来3時間かかっていた段取りを30分以下に短縮できた事例が数多く報告されています。

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