NGC 4565とは?
えぬじーしーよんせんごひゃくろくじゅうご
NGC 4565は、かみのけ座にある真横から見たエッジオン銀河で、中央の膨らみと暗黒帯が美しく「針銀河」とも呼ばれます。
NGC 4565は、かみのけ座の方向に位置する渦巻銀河で、地球からの距離は約3,000〜4,000万光年とされています。地球に対してほぼ真横(エッジオン)の向きに傾いているため、銀河を真横から見た形に見え、「針銀河(Needle Galaxy)」という愛称で知られています。
エッジオン銀河の特徴として、中央の膨らみ(バルジ)が卵形に飛び出して見え、その前後にはディスク(円盤部)が細長く延びます。さらに円盤の中央部には、暗黒星雲(ダスト)による黒い帯が横切るように見え、これがNGC 4565の最大の見どころです。この暗黒帯と扁平な形の対比が、針のように鋭く美しいシルエットを作り出しています。
見かけの等級は約9.6等で、中型以上の望遠鏡と暗い空があれば細長い光の筋として観望できます。角直径は約15〜16分角と比較的大きく、写真撮影でも迫力ある姿を収めやすい対象です。
天の川銀河もほぼ同様のエッジオン構造を持つとされており、NGC 4565は「もし私たちが天の川の外からその側面を見たらこう見えるだろう」という比較対象としてしばしば引用されます。
使い方・例文
天体写真でNGC 4565を撮影すると、細長い銀河の円盤とその中央を横断する暗黒帯が鮮明に写り、天の川銀河を外から見たような姿が想像できます。
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