NDVIとは?
えぬでぃーぶいあい
NDVIとは、衛星画像などから植生の状態を数値化する指標で、植物の量や健全さを-1から+1の値で表します。
NDVI(Normalized Difference Vegetation Index:正規化差植生指数)とは、衛星や航空機から得られたリモートセンシングデータをもとに、植生の分布や健全度を定量的に評価するための指標です。健全な植物は近赤外線を強く反射し、可視光(赤)を強く吸収するという性質を利用して算出されます。
NDVIの計算式は以下の通りです。
NDVI =(近赤外線反射率 − 赤色反射率)÷(近赤外線反射率 + 赤色反射率)
NDVIの値は−1から+1の範囲をとり、以下のように解釈されます。
- 0.6〜0.9:密度が高く健全な森林や農作物
- 0.2〜0.5:草地や農地(生育初期・疎な植生)
- 0〜0.1:裸地・砂漠・人工構造物
- 0未満:水面・雪・雲
NDVIは農業分野では作物の生育状況の把握・収量予測・施肥管理に、環境分野では森林伐採モニタリング・砂漠化進行の把握・緑化評価に活用されています。日本ではJAXAの「だいち」シリーズなど人工衛星データを用いたNDVI解析が行われており、農林業や防災における活用が進んでいます。
使い方・例文
農地の衛星画像からNDVIを算出し、値が低い区画を特定することで生育不良の場所をいち早く発見し、ピンポイントで追肥や病害対策を行うといった精密農業に活用されます。
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