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NDフィルターとは?

えんでぃふぃるたー

NDフィルターとは、カメラのレンズ前に装着して光量を均一に減らす減光フィルターで、明るい場所でのスローシャッターや開放絞り撮影を可能にします。

NDフィルター(Neutral Density Filter)とは、特定の波長だけでなく可視光全体を均一に減光するフィルターです。「ND」は「中性濃度(Neutral Density)」を意味し、色合いを変えることなく単純に光の量だけを減らすことが特徴です。

NDフィルターの濃度は「ND2」「ND4」「ND8」「ND64」「ND1000」などの数値で示され、この数値が光の透過率の逆数に相当します。たとえばND2は光量を1/2に、ND1000は光量を約1/1000(約10段分)に減らします。

NDフィルターが活躍する主な場面は以下の通りです。

  • スローシャッター撮影:滝・川・海など水の流れをシルキーに流す長時間露光、昼間の光跡撮影
  • 開放絞りの維持:明るい屋外でも絞りを開放(低F値)にして被写界深度を浅くし、ボケを得たいとき
  • 動画撮影:映像に適切なモーションブラーを与える「180度シャッタールール」を守るために光量調節が必要なとき

NDフィルターには固定濃度タイプのほか、2枚の偏光板を回転させることで濃度を無段階に調整できる「可変NDフィルター」もあります。可変NDフィルターは利便性が高い反面、色かぶりやムラが生じやすいという特性があります。レンズ径に合わせてフィルター径を選ぶことが購入時の重要なポイントです。

使い方・例文

昼間の明るい渓流で「絹のような水の流れ」を表現するために、ND1000フィルターを装着して数秒〜数十秒の長時間露光を行うのがNDフィルターの代表的な使い方です。

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