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M22とは?

えむにじゅうに

M22(NGC 6656)は、いて座にある球状星団で、肉眼でも確認できる明るさを持ち、北半球から観望しやすい代表的な星団のひとつです。

M22(メシエ22、NGC 6656)は、いて座の方向に位置する球状星団で、地球からの距離は約10,000〜10,600光年とされています。見かけ等級は約5.1等で、条件の良い場所では肉眼でも淡い光の塊として確認できます。

球状星団とは、数万〜数百万個の星が重力で球形に密集した天体集団で、銀河系(天の川銀河)のハロー部に多く分布しています。M22はその中でも比較的地球に近い球状星団のひとつであり、視直径は約32分角と満月に近い大きさに見えます。

メシエカタログへの登録は1764年(シャルル・メシエによる)ですが、発見自体はそれ以前の1665年頃とされ、球状星団として最初期に記録された天体のひとつです。望遠鏡を向けると数十万個の星が球状に密集した壮観な姿が楽しめ、小口径の双眼鏡でもぼんやりとした光球として見えます。

近年の研究では、M22内部に複数の恒星集団(星の年齢・組成の違い)が存在することが確認されており、球状星団の形成・進化の謎を解く手がかりとして注目されています。また、M22の方向には2つのブラックホール候補の存在が報告されたことでも話題になりました。

使い方・例文

夏の夜、いて座の「南斗六星」の近くに双眼鏡を向けると、M22のほんのりした光の塊が南の低空に浮かんで見えます。

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