EADエンコーディングとは?
いーえーでぃーえんこーでぃんぐ
EADエンコーディングとは、アーカイブズの検索手段をXMLで標準化して記述するための国際的なデータ形式です。
EADエンコーディング(Encoded Archival Description)とは、アーカイブズ(文書館)が所蔵する資料群の検索手段(ファインディングエイド)をXMLで記述・交換するための国際標準フォーマットです。
EADは米国議会図書館とSAA(米国アーキビスト協会)が中心となって策定し、現在はSAA・DLF・LoC が共同で維持管理しています。アーカイブズの記述には階層性が重要で、コレクション全体→サブコレクション→ボックス・フォルダ→個別文書という多階層構造をXMLタグで表現できます。
記述要素には、資料の来歴・範囲・内容・配列・アクセス条件・関連資料・利用条件などが含まれます。EADで記述されたファインディングエイドはウェブ上で公開・横断検索が可能となり、利用者は来館前に資料の概要を把握できます。日本でも国立公文書館や一部の大学文書館がEADまたはその考え方に基づいた記述を採用しています。
EADエンコーディングはアーカイブズ間の情報共有を促進し、資料へのアクセシビリティを大きく向上させる標準技術として位置づけられています。
使い方・例文
大学文書館が所蔵する研究者の書簡コレクションをEADエンコーディングで記述し、オンラインカタログ上で公開した。
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