齲蝕活動性試験とは?
うしょくかつどうせいしけん
齲蝕活動性試験とは、口の中でむし歯が現在どの程度進みやすい状態にあるかを評価する検査法です。
齲蝕活動性試験(うしょくかつどうせいしけん)とは、その人の口腔内においてむし歯(齲蝕)がどれほど発生・進行しやすい環境にあるかを調べる検査の総称です。むし歯が「すでにある」かを調べるのではなく、「これからできやすいか」というリスクを評価する点が特徴です。
齲蝕のリスクは複数の要因が絡み合っています。代表的な試験方法には以下があります。
- 細菌検査:唾液中のミュータンス連鎖球菌やラクトバチルス菌の量を培養して測定する(Cariogram、CRT bacteriaなど)
- 唾液検査:唾液の分泌量・緩衝能(酸を中和する力)を測定する
- 食生活調査:糖分摂取の頻度と量を評価する
- 口腔清掃状態の評価:プラーク付着量を指数化する
これらの結果を総合して「齲蝕リスク」を低・中・高に分類し、個人に合った予防プログラムを立案します。リスクが高いと判定された場合は、フッ化物塗布の頻度を増やしたり食生活指導を強化したりといった対応がとられます。
齲蝕活動性試験は特に小児歯科や予防歯科の分野で重要視されており、一律の処置ではなく個人のリスクに応じたオーダーメイドの予防歯科(リスクベース予防)を実践するための基盤となっています。
使い方・例文
子どものむし歯が多い家庭で保護者が「うちの子はむし歯になりやすいのか」を確かめたい場合、歯科医院で唾液検査や細菌検査として齲蝕活動性試験が行われます。
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