黄金羊毛とは?
おうごんのようもう
黄金羊毛とは、ギリシャ神話に登場する黄金色に輝く羊の毛皮で、英雄イアーソーンがアルゴ号の遠征隊を率いて取り戻しに行った伝説の宝物です。
黄金羊毛(おうごんようもう、Golden Fleece、ギリシャ語:Χρυσόμαλλο δέρας)は、ギリシャ神話に登場する神聖な黄金色の羊の毛皮です。この羊毛は、ヘルメースが空飛ぶ黄金の牡羊をボイオティア王家の子どもたちに与えたことに始まり、その羊がコルキス(現在のジョージア〈グルジア〉地方に相当)で生け贄に捧げられた後、その毛皮が聖地に掛けられたとされています。
最もよく知られる物語は「アルゴナウタイの遠征」で、テッサリアの英雄イアーソーン(ジェイソン)がペリアス王から王位を取り戻す条件として黄金羊毛の奪取を命じられ、半神半人の英雄たちを集めてアルゴ号と呼ばれる大船で遠征する物語です。イアーソーンはコルキス王アイエーテースの娘で魔女のメデイアの助けを借りて難関を突破し、眠らぬ竜を退けて黄金羊毛を手に入れます。
黄金羊毛が象徴するものは時代や解釈によって異なります。
- 王権・権威・富の象徴
- 達成が困難な究極の目標・理想
- 冒険・試練・英雄の成長の物語
- 古代交易路(黒海沿岸との交易)の神話的反映という説もある
後世の文学・芸術でも繰り返し描かれ、「黄金羊毛」という言葉は「苦難の末に追い求める宝・栄光」の比喩として現代でも使われています。
使い方・例文
「プロジェクトの目標を『現代のチームにとっての黄金羊毛だ』と表現するように、困難を乗り越えてたどり着く価値ある成果の比喩として用いられる。」
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