黄経とは?
こうけい
黄経とは、黄道座標系において天体の東西方向の位置を示す角度で、春分点を起点として黄道に沿って東向きに0〜360度で表します。
黄経(こうけい、Ecliptic Longitude)は、地球の公転軌道面(黄道面)を基準にした天球座標系「黄道座標系」における経度成分です。春分点(♈)を0度の基準とし、黄道に沿って東向き(地球の公転方向)に0度から360度で天体の位置を表します。
黄経の基本的な仕組みとして、天球を地球の公転軌道面で切った大円が黄道であり、その上の位置を角度で指定します。太陽の黄経は1年かけて0〜360度を一巡し、春分では0度、夏至では90度、秋分では180度、冬至では270度となります。
黄経が使われる主な場面は以下の通りです。
- 惑星・彗星・小惑星の位置記述
- 占星術における天体の「星座の度数」表示
- 太陽黄経による二十四節気の定義(春分=0度、清明=15度など)
- 流星群の放射点位置の記述
赤経・赤緯(赤道座標系)と並ぶ天球座標の代表的な表現方法であり、特に太陽系内天体の軌道計算において広く用いられています。
使い方・例文
天文暦で「太陽黄経195度」と記述されている場合、二十四節気の「寒露」に相当する太陽の位置を示しています。
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