鳥肌とは?
とりはだ
鳥肌とは、寒さや恐怖・感動などの刺激を受けたときに皮膚の毛穴が盛り上がってぶつぶつになる生理現象です。
鳥肌(とりはだ)とは、皮膚表面に細かいぶつぶつが生じる現象で、羽をむしり取った鳥の皮膚に似た見た目からこの名がつきました。医学的には立毛反応(りつもうはんのう)または「鶏皮膚(けいひふ)」と呼ばれ、英語では「goosebumps(ガチョウの皮膚)」と表現されます。
この現象は、皮膚の毛根に付着している立毛筋(りつもうきん)という小さな筋肉が収縮することで起こります。立毛筋は自律神経(交感神経)によって制御されており、寒冷刺激や精神的な興奮(恐怖・驚き・感動・感激)などが引き金となります。
もともとは動物が毛を逆立てて体を大きく見せたり、毛の間に空気を閉じ込めて体温を保持したりするための反応の名残と考えられています。人間の体毛は薄いため保温効果はほぼありませんが、神経回路として残っています。
日常語としては「感動して鳥肌が立った」「恐ろしくて鳥肌が立つ」のように使われます。また、近年は単に嫌悪感を示す際にも「鳥肌が立つ」と表現されることが増え、ポジティブ・ネガティブ両方の文脈で用いられる言葉です。
使い方・例文
「そのバイオリン奏者の演奏はあまりに素晴らしく、聴いている間ずっと鳥肌が立っていた。」
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