高野豆腐とは?
こうやどうふ
高野豆腐とは、豆腐を凍らせて乾燥させた日本の伝統的な保存食で、スポンジ状のテクスチャーが特徴的な食材です。
高野豆腐(こうやどうふ)は、豆腐を凍結・乾燥させることで水分を抜き、長期保存できるようにした乾燥食品です。「凍り豆腐(こおりどうふ)」や「しみ豆腐」とも呼ばれます。名前は和歌山県の高野山の僧侶が考案したという伝承に由来しており、精進料理の食材として発達しました。
製法は、豆腐を薄く切って冬の屋外に並べ、夜間の凍結と日中の解凍を繰り返すことで、豆腐の組織がスポンジ状に変化します。現代では工場での急速冷凍と乾燥技術によって大量生産が可能になっています。
高野豆腐の栄養的な特徴は以下のとおりです。
- たんぱく質が豊富で、植物性のたんぱく源として優秀
- カルシウム・鉄分・亜鉛などのミネラルが含まれる
- 食物繊維が豊富で低糖質である
- 乾燥状態で長期保存が可能
料理では、水で戻してから出汁に含ませて使うのが基本です。出汁や調味料をよく吸収するため、煮物にすると味がよく染み込みます。代表的な調理法は「高野豆腐の煮物(含め煮)」で、砂糖・みりん・醤油・だしで煮たものが定番です。また、卵とじやあんかけ、クリーム煮など洋風アレンジも人気です。
使い方・例文
「高野豆腐を出汁で戻してから甘辛く煮含め、お弁当のおかずにした」「水で戻した高野豆腐を卵とじにして副菜にした」といった煮物・副菜として登場します。
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