骨間筋とは?
こっかんきん
骨間筋とは、手や足の指の骨の間に位置する小さな筋肉群で、指の開閉や精細な動きを担う重要な筋肉です。
骨間筋(こっかんきん、英:interossei)は、手および足の指の間、中手骨または中足骨のあいだに存在する小さな筋肉群の総称です。手にある「手の骨間筋」と足にある「足の骨間筋」に大別されます。
手の骨間筋はさらに「背側骨間筋(はいそくこっかんきん)」と「掌側骨間筋(しょうそくこっかんきん)」に分かれます。背側骨間筋は指を外側に広げる「外転」の動きを、掌側骨間筋は指を内側に閉じる「内転」の動きをそれぞれ担います。また、指の第1関節(MP関節)の屈曲や、第2・第3関節(PIP・DIP関節)の伸展にも関与しており、細かい指の動きに欠かせません。
骨間筋に関連する主なトピックは以下の通りです。
- 尺骨神経麻痺:尺骨神経の障害で骨間筋が萎縮・麻痺すると、指の開閉が困難になり「鷲手(わしで)」と呼ばれる変形が生じます。
- 関節リウマチ:骨間筋の萎縮は関節リウマチの初期徴候として現れることがあります。
- リハビリ:脳卒中後の手指機能回復でも骨間筋の再教育が重要です。
足の骨間筋も同様に背側・底側に分かれ、足趾(そくし)の開閉や歩行時の安定に寄与します。これらは体積は小さいながらも、日常の動作や精密作業において非常に重要な役割を果たしています。
使い方・例文
ピアノ演奏やタイピングなど指を細かく動かす作業では骨間筋が活発に使われており、リハビリや手の機能評価の場でもよく登場する用語です。
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