関節リウマチとは?
かんせつりうまち
関節リウマチとは、免疫系が自分の関節の滑膜を誤って攻撃することで慢性的な炎症が起き、痛み・腫れ・変形をきたす自己免疫疾患です。
関節リウマチ(RA:Rheumatoid Arthritis)は、本来外敵から身体を守るはずの免疫システムが誤って自分の関節の滑膜(関節を包む薄い膜)を攻撃することで慢性的な炎症が生じる自己免疫疾患です。放置すると軟骨や骨が破壊されて関節変形・機能障害につながります。
主な症状は以下のとおりです。
- 両手・両足の関節が左右対称に腫れて痛む
- 朝起きたときに関節がこわばる(30分以上続く場合は要注意)
- 倦怠感・微熱などの全身症状
- 進行すると関節変形や日常動作の困難
発症には遺伝的要因・環境因子(喫煙・感染など)・ホルモンバランスの変化が複合的に関与するとされており、女性に多く(男性の約3倍)、30〜60代に好発します。
診断には血液検査(リウマトイド因子・抗CCP抗体など)・X線・MRI・関節超音波検査などが用いられます。治療は「寛解(炎症のない状態)」を目標に行われ、メトトレキサートをはじめとする抗リウマチ薬(DMARDs)が基本薬となります。近年は炎症の原因物質を標的とする生物学的製剤やJAK阻害薬が登場し、治療成績が大幅に向上しています。早期診断・早期治療が関節破壊の進行を防ぐうえで非常に重要です。
使い方・例文
「朝の手指のこわばりが続いたため受診したところ関節リウマチと診断され、生物学的製剤による治療を開始した」「生物学的製剤の登場で関節リウマチの治療成績が大きく改善された」という文脈で使われます。
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