骨女とは?
ほねおんな
骨女とは、日本の怪談に登場する骸骨の姿をした女の亡霊で、生前の執念や怨念が死後も体を動かすとされる妖怪です。
骨女(ほねおんな)は、日本の怪談・妖怪譚に登場する存在で、美しい女性であったものが死後も白骨の姿のまま現世をさまよう亡霊・妖怪を指します。生前の強い執念・恋愛・怨念などが魂を肉体に留め、骸骨の状態でも動き続けるとされています。
骨女のイメージの原型の一つとして、上田秋成の怪談集『雨月物語』(1776年刊)に収録された「浅茅が宿」などが挙げられますが、骨女という呼称で知られる話として有名なのは鳥山石燕の『今昔画図続百鬼』に描かれた図です。そこでは骸骨状の女性が行灯の明かりの下で針仕事をしている姿で描かれており、怖ろしくも哀愁漂う場面として印象的な一枚となっています。
骨女が登場する怪談では、旅人や男性が宿に訪れると美しい女性がいるかに見えたが実は白骨であったという「美女の正体が骸骨」という話型が多く、外見の美しさと内実の死の対比が恐怖の核心をなしています。これは無常観や色欲への戒めというテーマとも結びついています。
現代では日本のホラー・アニメ・ゲームにも骸骨の女性キャラクターとして登場し、和風ホラーの象徴的存在の一つとなっています。
使い方・例文
和風ホラー作品で「廃屋に灯りをともし機織りをしている骨女」といった場面が登場し、生者の領域に留まる死者の執念を描くシーンで使われます。
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