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上田秋成とは?

うえだあきなり

上田秋成とは、江戸時代中期の読本作者・国学者で、怪異小説集『雨月物語』の著者として知られる文人です。

上田秋成(うえだあきなり)は、1734年に生まれ、1809年に没した江戸時代中期の国学者・読本作家・俳人です。大坂に生まれ、幼少期に天然痘を患い手指に障害を負いながらも、学問と文学情熱を注ぎました。

秋成の最大業績は、1776年に刊行された怪異小説集『雨月物語』です。全9篇からなるこの作品は、中国の古典小説や日本の古典文学を典拠としながら、日本の怪異・幽霊・妖異をテーマにした独自の物語世界を構築しています。代表的な篇として「白峯」「菊花の約」「浅茅が宿」などがあり、深い人間洞察と格調高い文体が特徴です。

国学の分野では本居宣長と交流があり、『古今集』の解釈をめぐって激しく論争したことでも知られます。秋成は宣長の「もののあはれ」論に対して批判的な立場をとり、独自の文学観を展開しました。

また俳諧・和歌・随筆にも優れ、晩年の随筆集『胆大小心録』は独特のユーモアと辛辣さで知られています。『雨月物語』は現代でも繰り返し映画化・翻訳され、日本怪異文学の古典として国内外で高く評価されています。

使い方・例文

日本の古典怪異文学や江戸文学を紹介する文脈で、『雨月物語』の作者として上田秋成の名が登場します。

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