馮玉祥とは?
ふうぎょくしょう
馮玉祥とは、中華民国時代に活躍した軍閥・政治家で、「キリスト将軍」の異名を持つ人物です。
馮玉祥(ふう ぎょくしょう、1882〜1948年)は、中華民国時代を代表する軍閥の一人であり、数々の政変に関与した政治的軍人です。貧しい軍人家庭の出身でありながら頭角を現し、北洋軍閥の一員として台頭しました。
キリスト教に入信したことから「キリスト将軍」と呼ばれ、部下にも洗礼を受けさせるなど独自の軍紀で知られました。1924年の北京政変では当時の実力者・曹錕を追放し、清朝最後の皇帝であった溥儀を紫禁城から追い出す決断を下すなど、歴史の転換点に大きく関与しました。
その後は蒋介石の国民政府と協力と対立を繰り返し、第二次国共合作の時期には抗日戦争に参加しました。主要な足跡としては次のとおりです。
- 1924年の北京政変による政権掌握
- 溥儀の紫禁城退去を断行
- 国民軍を率いた西北地方の統治
- 抗日戦争への参加
晩年は蒋介石と決定的に対立し、中国共産党に接近しましたが、1948年に船上の火災事故で死去しました。複雑な政治的変節にもかかわらず、近代中国史において重要な転換をもたらした人物として評価されています。
使い方・例文
中国近代史の授業や書籍で、北洋軍閥の多様な人物像を語る文脈で馮玉祥の名が頻繁に登場します。
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