香箱とは?
こうばこ
香箱とは、機械式時計においてぜんまいを収納している円筒形の容器で、動力源としての役割を果たす部品です。
香箱(こうばこ、英語:mainspring barrel)は機械式時計の主要な動力部品で、ぜんまい(主ぜんまい)を内部に収納している円筒形の容器(バレル)のことです。その名前は蓋付きの円筒形が香を収める「香箱」に似ていることに由来するとされています。
香箱の構造は、外周の筒(バレル)と内部のぜんまい、そして中心の軸(アーバー)から構成されます。ぜんまいの外端は香箱の内壁に固定され、内端はアーバーに固定されています。竜頭を巻くとアーバーが回転してぜんまいが巻き締まり、エネルギーが蓄えられます。
香箱の機能と特徴は以下の通りです。
- ぜんまいのエネルギーを蓄積・保護する容器として機能する
- 香箱の外周に歯が刻まれており、輪列(歯車列)の起点となる
- ぜんまいの全長や厚みで時計のパワーリザーブ(持続時間)が決まる
- グリス(潤滑油)が充填されており、摩耗を防いでいる
使い方・例文
「この時計は大型の香箱を搭載しているため、一度巻き上げれば約72時間動き続けるパワーリザーブを持っている」という形で使われます。
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