香炉灰とは?
こうろばい
香炉灰とは、香炉の中に敷き詰めて香木や線香を立てるために使われる灰のことです。
香炉灰(こうろはい)とは、香炉の器の中に詰めて使う灰のことで、香木・線香・練香などを安定して立てたり置いたりするための基盤となります。香道や仏事において香炉は欠かせない道具であり、その機能を支えるのが香炉灰です。
香炉灰に使われる材料は大きく分けて次のような種類があります。
- 藁灰(わらばい):稲藁を燃やして作る伝統的な灰。きめ細かく保温性に優れる。
- 珪藻土灰:珪藻土を加工したもので吸湿性が高く扱いやすい。
- 脱臭灰・無臭灰:香りを損なわないよう加工された現代的な製品。
- 白檀灰:白檀など香木の燃え残りを粉状にしたもの。
香炉灰は、香木を加熱する銀葉(ぎんよう)を支えたり、灰の上に形を整えて炭団(たどん)を埋め、適切な温度で香を焚くための「火加減」を調整する役割も持っています。また、使用後は灰をふるいにかけ不純物を取り除く「灰手入れ」が大切な作業とされます。香道では灰の状態が香りの出方に直結するため、灰の管理は香道師にとって重要な技能のひとつです。
使い方・例文
香道の稽古で香木を温める際、香炉灰に銀葉を置いてその上に香木を乗せ、灰を通じて炭の熱をやわらかく伝えます。仏壇で線香を立てる日常的な場面でも香炉灰は使われています。
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