本文へスキップ

養子とは?

ようし

養子とは、法律上の手続きによって血縁関係のない者が親子関係を結ぶ制度、またはその関係で迎えられた子どものことです。

養子(ようし)とは、生物学的な親子関係がない者の間に、法律上の手続きを経て親子関係を成立させる制度、またはその制度によって迎えられた子どものことをいいます。養子縁組によって法律上の親子関係が生じ、養子は養親の姓を名乗り、相続権や扶養義務など実子と同等の法的権利・義務が発生します。

日本の民法では、養子縁組は大きく普通養子縁組特別養子縁組の2種類に分かれています。

  • 普通養子縁組:養子と実親との法的関係を存続させたまま養親との親子関係を追加するもの。成人の養子縁組も可能で、跡継ぎや婿養子のために用いられることもある
  • 特別養子縁組:実親との法的関係を断ち切り、養親との新しい親子関係のみを成立させるもの。原則として15歳未満の子どもを対象とし、子どもの福祉を最優先に家庭裁判所が審判する

養子縁組の動機としては、子どものいない夫婦が子どもを育てたい場合のほか、家業の後継者を確保するため、特定の人物に財産を相続させるためなど様々なケースがあります。歴史的にも武家社会や商家における家名の継承のために養子縁組が広く行われてきました。

近年は虐待や貧困から子どもを守るための社会的養護の手段としても注目されており、特別養子縁組の対象年齢拡大(2019年の民法改正で原則15歳未満に引き上げ)など制度の充実が進められています。

使い方・例文

子どものいない夫婦が家庭裁判所を通じて特別養子縁組の手続きを行い、幼い子を実子と同じ法的地位で迎え入れました。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

同じ読みのことば

「ようし」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

関連用語