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義務とは?

ぎむ

義務とは、法律・道徳・社会的規範などによって人が果たさなければならないとされる行為や責任のことです。

義務とは、ある主体が一定の行為を行うこと、または行わないことを求められる拘束のことです。法律上の義務と道徳上の義務に大きく分かれ、前者は国家が強制力を持って履行を求めるのに対し、後者は社会的・倫理的な規範に基づきます。

法的義務の代表例として、納税の義務・勤労の義務・子どもに教育を受けさせる義務が日本国憲法に規定されています。これらは「三大義務」とも呼ばれます。また、契約によって生じる私法上の義務(代金支払いや商品引き渡しなど)も日常生活で広く発生します。

道徳的義務は法的な強制力を持ちませんが、約束を守る・困っている人を助けるといった行動規範として社会の秩序を支えています。倫理学では、義務を行為の結果ではなく行為そのものの正しさで判断する「義務論」という立場が存在し、カントの道徳哲学がその代表例として知られています。

義務は権利と対になる概念であり、ある人の権利は別の人の義務によって支えられる関係にあります。社会を円滑に機能させるうえで、義務の概念は欠かせない基盤となっています。

使い方・例文

「国民には納税の義務がある」「契約を結んだ以上、期日までに義務を履行しなければならない」といった形で使われます。

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