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顔面神経麻痺とは?

がんめんしんけいまひ

顔面神経麻痺とは、顔の表情筋を動かす神経(顔面神経)が障害され、顔の片側または両側が動かしにくくなる状態です。

顔面神経麻痺は、第七脳神経である顔面神経の障害によって起こり、表情筋の運動が制限される疾患です。大きく「中枢性」と「末梢性」に分けられます。

中枢性顔面神経麻痺脳卒中や脳腫瘍など脳内の病変が原因で、主に口元の動きが障害され、おでこのしわ寄せは保たれ傾向があります。一方、末梢性顔面神経麻痺はおでこから口元まで片側全体が動かなくなるのが特徴です。

末梢性の代表例として「ベル麻痺」があります。原因の多くは単純ヘルペスウイルスの再活性化とされており、突然の片側顔面麻痺・目が閉じられない・口元がゆがむなどの症状が現れます。もう一つの代表「ハント症候群」は水痘帯状疱疹ウイルスが原因で、耳周囲の発疹・耳鳴り・めまいを伴うことがあります。

治療はステロイド薬が主体で、原因ウイルスに応じた抗ウイルス薬が併用されます。早期治療開始が回復率に影響するため、急に顔の動きがおかしいと感じたら速やかに医療機関を受診することが重要です。リハビリテーションや表情訓練も回復を助けます。

使い方・例文

朝起きたら突然、顔の片側が動かなくなり、目が閉じられず食事中に口からこぼれてしまうといった症状から顔面神経麻痺が疑われ、受診に至るケースが典型的です。

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