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頸半棘筋とは?

けいはんきょくきん

頸半棘筋とは、首の後部に位置し、頭部の伸展や回旋を担う深層の筋肉です。

頸半棘筋(けいはんきょくきん)は、脊柱起立筋群の深層に属する筋肉で、頸椎(首の骨)の横突起から起始し、上位胸椎や後頭骨付近の棘突起に停止します。主に頸椎の伸展(頭を後ろに反らす動作)と、左右への回旋・側屈を補助する役割を果たしています。

この筋肉は半棘筋群の一部であり、胸半棘筋・頭半棘筋とともに脊柱後面を走行します。深層に位置するため体表から触れにくい筋ですが、姿勢の維持や首の安定に欠かせない存在です。長時間のデスクワークやスマートフォンの使用で頭部が前方に突き出た姿勢(スマートフォン首・ストレートネック)が続くと、この筋に慢性的な緊張が生じやすくなります。

頸半棘筋の過緊張は、首こりや頭痛の原因のひとつとして理学療法や整形外科の分野で注目されています。ストレッチや深層筋へのアプローチを行うリハビリテーションでは、首を前屈させながらゆっくり伸ばす動作が用いられます。適切なケアにより柔軟性を保つことが、頸部の健康維持につながります。

使い方・例文

長時間うつむいてスマートフォンを操作すると頸半棘筋に負担がかかり、首こりや頭重感の原因になることがあります。

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