頭板状筋とは?
とうばんじょうきん
頭板状筋とは、首の後面から頭部へ伸びる筋肉で、頭を後ろに反らしたり横に回したりする動作を担います。
頭板状筋(とうばんじょうきん、Splenius capitis)は、首の後面から後頭部にかけて走る項靭帯・第7頸椎〜第3胸椎の棘突起を起始とし、後頭骨の上項線外側部および側頭骨の乳様突起に停止する筋肉です。板状に平たく広がる形状から「板状筋」と呼ばれます。
頭板状筋の主な機能は次の通りです。
- 頭部・頸部の伸展(顔を上に向ける・後ろに反る)
- 同側への側屈(顔を同じ側に傾ける)
- 同側への回旋(顔を同じ側に向ける)
両側が同時に収縮すると頭頸部が後ろに伸展し、片側だけ収縮すると頭を同じ側に向ける動作が生じます。僧帽筋の深層に位置するため体表からは触れにくいですが、首の後部の安定と動きに重要な役割を果たします。
デスクワークやスマートフォンの使い過ぎによって頭が前方に突き出た姿勢(ストレートネック・テキストネック)が続くと、頭板状筋が持続的に緊張して肩こり・頭痛・頸部痛の原因になる場合があります。ストレッチとしては、顎を引いて頭頸部を前方へ倒す動作が有効です。リハビリや整体の場面でも頻繁に評価・処置の対象となります。
使い方・例文
首や肩こりの解説、整体・マッサージのカルテ、スポーツ障害の診断文などで「頭板状筋の緊張・短縮」として登場し、頭痛や頸部痛との関連を説明する際に使われます。
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