本文へスキップ

青刈りとは?

あおがり

青刈りとは、作物が完全に熟す前、青い状態のうちに刈り取ることで、主に飼料や緑肥として利用するための農業技術です。

青刈り(あおかり)とは、穀類やイネ科牧草などを穂が出て間もない時期、あるいは茎葉が青々としているうちに刈り取る農業上の作業・技術を指します。完熟まで待って子実(種)を収穫する通常の収穫とは目的が異なります。

青刈りの主な目的は以下の2つです。

  • 飼料利用家畜に与えるための青草・青刈り飼料(サイレージ原料を含む)として収穫する。トウモロコシ・ソルガム・麦類・イタリアライグラスなどが代表的。
  • 緑肥利用:刈り取った茎葉をそのままほ場に鋤き込み、有機物・窒素を土壌に還元する。マメ科植物(クローバー・ヘアリーベッチ)や非マメ科植物が使われる。

青刈り飼料は繊維・水分・栄養バランスが良く、特に乳牛や肉牛の生産性向上に貢献します。緑肥としての青刈りは、農薬・化学肥料の使用を抑えた持続可能な農業(有機農業・減農薬栽培)において重視されます。また、収穫後の根系が土壌構造を改善し、次作物の生育を助ける効果もあります。水田地帯では冬作として麦・レンゲを青刈り緑肥に利用する慣行が古くから行われてきました。

使い方・例文

「麦を青刈りにして牧草サイレージに加工し、冬季の飼料不足に備えた」というように、畜産農家や有機農業の文脈で使われます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語