電気分解とは?
でんきぶんかい
電解質の水溶液や融解した物質に電流を流すことで、化合物を化学的に分解し、別の物質へと変化させる反応のことです。
電気分解とは、電解質を溶かした水溶液や融解させた物質に電流を流すことで、化合物を化学的に分解し、別の物質を生成させる反応のことです。
物質が水などに溶けるとプラスとマイナスの電気を帯びたイオンに分かれます。ここに電極を差し込んで直流電流を流すと、陽極(プラス極)では電子を失う酸化反応、陰極(マイナス極)では電子を受け取る還元反応が起こり、もとの化合物とは異なる物質が両極に生じます。
身近な例としては、水を電気分解すると陰極から水素、陽極から酸素が発生します。また食塩水を電気分解すると水酸化ナトリウムや塩素、水素が得られ、これは工業的な化学製品の製造にも利用されています。ほかにもアルミニウムの製錬や金属のめっき加工にも電気分解の原理が使われています。
電気エネルギーを化学エネルギーに変換するこの反応は、化学工業や金属精錬など幅広い産業を支える基盤技術となっています。19世紀にファラデーによって電気分解に関する基本法則が明らかにされ、その後の化学工業の発展に大きく貢献しました。
使い方・例文
理科の実験では、水に少量の水酸化ナトリウムを加えて電気分解し、発生する水素と酸素の体積比を確認することがあります。
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