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門外不出とは?

もんがいふしゅつ

門外不出とは、秘伝や貴重な物・情報などを外部に漏らさず、外に持ち出したり他人に教えたりしないことを意味する四字熟語です。

門外不出(もんがいふしゅつ)は、「門の外に出さない」という字義どおり、家や組織などが持つ秘伝・秘法・貴重な物品・情報などを外部に公開せず、厳重に保持することを意味する四字熟語です。転じて、非常に大切なものや機密性の高い情報を一切外に漏らさないという姿勢や状態を指す慣用的な表現として使われます。

この表現が生まれた背景には、日本の伝統的な職人・武術・芸能の世界における「秘伝」の文化があります。剣術の奥義書・料理の秘伝レシピ・染織技法・茶道や能楽の秘技など、門人(弟子)にも一部しか伝えない、あるいは特定の後継者にしか伝授しないという慣習が広くありました。物品については、家宝の文書・美術品・聖遺物などが厳重に保管・管理される場合に用いられました。

現代では以下のような文脈で幅広く使われています。

  • 企業の独自技術・製法・ノウハウを競合他社に知られないよう管理する場合
  • 個人や家庭に代々伝わる料理のレシピや調合法
  • 研究機関が論文発表前のデータを外部に公開しない状況
  • 組織内部の人事情報・財務情報の厳重管理

「秘中の秘」「門外秘」などと類似した意味で使われることもあり、ビジネス・文化・歴史の文脈いずれにおいても「外には出さない」という強い意志と姿勢を端的に表す表現として定着しています。

使い方・例文

「あの老舗旅館の出汁の取り方は門外不出とされており、一族以外には絶対に教えない。」伝統技術・企業秘密・家伝のレシピなどを語る場面でよく使われる表現です。

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