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遣隋使とは?

けんずいし

遣隋使とは、飛鳥時代日本中国の隋王朝に派遣した外交使節のことです。

遣隋使(けんずいし)とは、7世紀初頭、日本(倭国)が中国隋(ずい)王朝に向けて派遣した公式外交使節団を指します。飛鳥時代に行われた国際外交の中心的な取り組みであり、その後の遣唐使へとつながる先駆けとなりました。

隋は6世紀末に中国を統一した王朝で、先進的な政治制度・文化・仏教を持っていました。日本はこの隋と正式な外交関係を結ぶとともに、先進文明を積極的に取り入れることを目的として使節を派遣しました。聖徳太子が摂政を務めていた時代に始まり、小野妹子(おののいもこ)が使節として隋に渡ったことがよく知られています。

遣隋使が果たした主な役割は次のとおりです。

  • 隋の皇帝との国書交換による対等な外交関係の模索
  • 仏教・儒教・律令制度などの先進文化・政治制度の導入
  • 留学生・留学僧の派遣による知識・技術の習得
  • 「日出ずる処の天子」から始まる国書による独自の立場の表明

遣隋使の活動は隋が滅亡する618年ごろまでの短期間に限られましたが、日本の国家制度や文化の発展に大きな影響を与えました。その後、唐王朝が成立すると遣唐使に引き継がれ、日本の外交・文化政策の重要な軸となっていきます。

使い方・例文

小野妹子が遣隋使として中国に渡り、聖徳太子が記したとされる国書を隋の皇帝煬帝に届けたことは、歴史の教科書でもよく取り上げられる出来事です。

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