赤城おろしとは?
あかぎおろし
群馬県の赤城山から吹き下ろす北西の冷たい強風で、関東平野に冬の訪れを告げる季節風です。
赤城おろしとは、群馬県の赤城山を越えて南東方向に吹き下ろす冷たく強い北西風のことです。上州かかあ天下と並び「上州名物」のひとつとして有名な局地風で、「赤城颪(あかぎおろし)」とも書きます。
この風は日本海側から吹いてくる季節風が山脈を越え、関東平野へ流れ込む際に発生します。山を越えることで雪や水分を落とし、乾燥した冷気として平野に吹き込むフェーン的な性質を持ちます。特に冬(11月〜3月頃)に強く、風速が毎秒10〜20メートルを超えることも珍しくありません。
赤城おろしの影響として以下の点が挙げられます。
- 群馬県南部・前橋市周辺では冬の乾燥と強風が生活に大きく影響する
- 湿度が下がるため火災のリスクが高まる季節とされる
- 洗濯物が乾きやすい半面、飛ばされる被害も起きる
- 利根川河川敷のように平坦な地形では遮るものがなく特に強くなる
赤城おろしは俳句では冬の季語として用いられ、関東平野の冬の厳しさを象徴する言葉として文化的にも定着しています。同様の山越え局地風には「筑波おろし」「榛名おろし」などもあります。
使い方・例文
冬に群馬県を訪れた際に強風で自転車が倒れる場面や、天気予報で「赤城おろしが吹き込み今夜は一段と冷え込む」と紹介される場面でよく耳にします。
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