讃岐国とは?
さぬきのくに
讃岐国とは、現在の香川県にあたる律令制下の旧国名で、古代から中世にかけて瀬戸内海沿岸の重要な地域でした。
讃岐国(さぬきのくに)は、日本の律令制下において設けられた旧国名のひとつで、現在の香川県にほぼ相当します。南海道に属し、淡路・阿波・土佐・伊予とともに四国・南海の諸国を構成しました。
国名の由来については諸説ありますが、古くは「狭貫き」(山に挟まれた地形)や「砂抜き」など地形に由来するとも言われています。国府は現在の坂出市付近に置かれていたとされています。
讃岐国は歴史的にいくつかの点で特に知られています。
- 弘法大師空海の出身地:密教を日本に広めた空海(774年生まれ)はこの国の出身とされ、現在も香川県善通寺市に生誕地が伝わっています。
- うどんの産地:現代でも「讃岐うどん」として知られる食文化の基盤が根付いており、全国的なブランドとなっています。
- 瀬戸内海交通の要衝:海運や塩の生産が盛んで、古代から経済的に豊かな国でした。
明治の廃藩置県(1871年)後、讃岐国は香川県として統合され、現在に至ります。今日でも「讃岐」の名は地域の文化・食・観光を象徴するブランドとして使われ続けています。
使い方・例文
「讃岐国出身の空海は、唐から帰国後に真言宗を開いた」のように、歴史・地理の文脈や、うどんなど郷土文化を語る場面で頻繁に登場します。
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