調弦とは?
ちょうげん
調弦とは、弦楽器において各弦の音高を一定の音程関係に合わせる作業のことで、演奏前に欠かせない準備です。
調弦(ちょうげん)とは、弦楽器の各弦を特定の音高に調整し、正しい音程で演奏できる状態にする作業のことです。英語では「チューニング(tuning)」と呼ばれ、弦楽器全般に共通する概念です。
弦の音高は、弦の張力・長さ・太さ・材質によって決まります。ギターやバイオリンなどでは糸巻き(ペグ)を回して張力を調整し、箏や琵琶では柱(じ)の位置を動かして弦長を変えることで音高を調整します。
調弦には曲や流派によってさまざまな「調子」があります。たとえば日本の箏曲では次のような代表的な調子が用いられます。
- 平調子(ひらじょうし):最も基本的な調子で、六段の調などに使われる
- 雲井調子(くもいじょうし):哀愁のある響きが特徴
- 中空調子(なかぞらじょうし):独特の幻想的な雰囲気を持つ
- 本調子(ほんちょうし):三味線の基本的な調弦
西洋音楽では国際標準音高(A=440Hzを基準とするなど)に合わせることが一般的ですが、古楽や民族音楽では独自の基準ピッチを使う場合もあります。調弦は演奏の音程と和声の正確さを左右するため、プロ・アマチュアを問わず演奏者にとって基本的かつ重要な技術です。
使い方・例文
「本番前に調弦を丁寧に行い、すべての弦が正しい音程に合っていることを確認した」のように、演奏の準備過程で使われる言葉です。
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