裏命題とは?
うらめいだい
裏命題とは、ある命題「PならばQ」に対して、仮定と結論を両方否定した「PでないならばQでない」という命題のことです。
裏命題(うらめいだい)とは、条件命題「P ⟹ Q(PならばQ)」に対して、PとQをどちらも否定することで作られる命題「¬P ⟹ ¬Q(PでないならばQでない)」のことです。
条件命題から派生する4つの命題の関係をまとめると以下のとおりです。
最も重要な性質は、裏命題は元の命題の逆命題と真偽が一致するという点です。つまり、元の命題と裏命題の真偽は必ずしも一致しません。
具体例を見てみます。元の命題「整数nが偶数ならば、n²は偶数である」(真)に対して、裏命題は「整数nが偶数でないならば、n²は偶数でない」となります。これは奇数の2乗は奇数になるため真です。しかしこれは偶然であり、一般に元の命題が真でも裏命題が真とは限りません。
対照的に、元の命題と対偶命題は常に真偽が一致します(対偶の法則)。論理的な証明では、直接証明が困難なときに対偶を示すことがよく用いられます。裏命題は対偶の概念と混同されやすいため、4つの命題の関係を整理して理解することが重要です。
使い方・例文
「『雨が降るならば地面が濡れる』の裏命題は『雨が降らないならば地面が濡れない』であり、これは必ずしも真ではない」というように、論理の授業や試験で頻出の概念です。
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