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衝脈とは?

しょうみゃく

衝脈とは、東洋医学における奇経八脈のひとつで、十二正経すべての経気が集まるとされる「経脈の海」であり、気血の調節に深く関わります。

衝脈(しょうみゃく)は、東洋医学・中医学において奇経八脈(きけいはちみゃく)のひとつとして分類される経脈です。奇経八脈とは、十二正経(じゅうにせいけい)とは異なる特殊経絡系統であり、衝脈はその中でも特に重要視される脈のひとつです。

衝脈の別名は「十二経の海」「血の海(血海)」とも呼ばれ、すべての正経の気血が集まって調節される中心的な役割を担うとされます。経路は会陰部(骨盤底)から起こり、督脈・任脈とともに下腹部から起始して体幹に沿って上行し、咽頭部に達するとされています。

衝脈の主な機能は以下の通りです。

  • 十二正経への気血の供給・調節:各経絡が不足したときに補充する貯蔵庫的役割
  • 女性の月経・生殖との関連:任脈とともに月経周期や妊娠・出産に深く関わるとされる
  • 宗気(そうき)の運行補助:呼吸と気の運行をサポート

臨床的には、衝脈の乱れは月経不順・不妊・更年期症状・気逆(のぼせ)などと関連づけられることが多く、鍼灸治療では衝脈と交会する穴(公孫穴など)を選穴して治療に活用されます。

使い方・例文

月経不順や更年期のほてり・動悸を訴える患者への鍼灸治療で、衝脈のバランスを整えるとされる公孫(こうそん)や内関(ないかん)などのツボが選ばれることがあります。

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