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蛙の子は蛙とは?

かえるのこはかえる

子は親に似るもので、結局は生まれながらの素質や環境から逃れられないことを表すことわざです。

蛙の子は蛙(かえるのこはかえる)は、「カエルの子(オタマジャクシ)はいくら形が違っていても、成長すればカエルになる」という自然の事実から転じて、子どもは親に似た人間になるものだということを意味することわざです。

このことわざには二つのニュアンスがあります。

  • 肯定的な意味:親の優れた才能や性格を子が受け継ぐ。たとえば代々続く職人一家や芸能一家などに使われる。
  • 否定的(自嘲的)な意味:親が平凡・無名であれば子も同様である。高い望みをもっても、所詮は出自の限界がある、という諦観を表す。

文脈によってどちらの意味にも使われるため、使う際には注意が必要です。英語では「Like father, like son(父親に似た息子)」や「The apple doesn't fall far from the tree(リンゴは木の近くに落ちる)」が類似の表現として知られています。

遺伝や家庭環境の影響を表す際に使われるほか、人の本質や可能性についての哲学的な問いかけを含む表現としても機能します。現代では、環境の重要性が見直されるにつれ、このことわざが必ずしも真理ではないという反論の文脈でも引用されます。

使い方・例文

「彼は医師の家系に生まれ、自然と医療の道へ進んだ。蛙の子は蛙とはよく言ったものだ」のように、親の職業や才能を子が受け継いだ場面で使われます。

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